J-TECH STARTUP SUMMIT 2016
新産業創出の根幹となるコア技術で勝負する“Deep Tech”ベンチャー。日本の国際競争力向上のためにはこうした企業の育成が必要であるにもかかわらず、これまで日本ではあまり光が当たってきませんでした。こうしたDeep Techベンチャーを掘り起こし、世界進出を支援する目的のイベントがJ-TECH STARTUP SUMMITです。
J-TECH STARTUP SUMMITでは、技術をビジネスのコアコンピタンスとした事業でグローバルな成長が期待される日本を代表する技術系ベンチャー企業を「J-TECH STARTUP(ジェイテック スタートアップ)」銘柄として発表するほか、各企業のプレゼンや展示のほか、講演やパネルディスカッション等を行います。期待のDeep Techベンチャーをどうぞお見逃しなく!
■第1回 J-TECH STARTUP 認定企業(2016.11.22発表) ※五十音順
・オリガミ・イーティーエス合同会社(ソフトウェア分野)
・株式会社オリゴジェン(メディカル分野)
・株式会社クァンタリオン(エレクトロニクス分野)
・株式会社Xiborg(メカトロニクス分野)
・株式会社Spectee(クラウドエンジン分野)
・株式会社チャレナジー(エネルギー分野)
・ティエムファクトリ株式会社(マテリアル分野)
・株式会社BONX(組み込み型ソフトウェア分野)
■J-TECH STARTUP SUMMIT概要
- 開催日:2016年12月7日(水)13:00-18:00
- 場所:ヒューリックホール(浅草橋駅より徒歩1分)
http://www.hulic-hall.com/access/ - プログラム(予定): ※登壇企業は後日公開予定
12:00 受付開始
13:00-13:10 【ご挨拶】 國土晋吾(TEP代表理事)
13:10-14:00 【J-TECH STARTUPプレゼン(1)】
14:00-14:10 休憩
14:10-15:00 【J-TECH STARTUPプレゼン(2)】
15:00-15:15 【J-TECH STARTUP認定賞授与】
15:15-15:25 休憩
15:25-15:55 【基調講演】
「世界が知らない 世界をつくれ~
マイクロ波化学プロセスの事業化~」
吉野 巌(マイクロ波化学株式会社 代表取締役社CEO)
15:55-16:55 【パネルディスカッション】
「新産業創出のカギはDeep Techベンチャーにあり」
モデレーター:狩集浩志(日経テクノロジーオンライン編集長)
パネラー:國土晋吾(TEP代表理事)、
吉野 巌(マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長CEO)、
ほか1名
16:55-18:00 懇親会
※技術系ベンチャー企業の展示ブースもご用意しています
- 参加費:3000円(税込)
- 参加申込:PEATIXサイトから j-tech.peatix.com
- 共催:TEP(TXアントレプレナーパートナーズ)、日経テクノロジーオンライン
- 後援:経済産業省関東経済産業局、独立行政法人 中小企業基盤整備機構 関東本部、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)、株式会社 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
- 協力:ベンチャー通信ONLINE(http://v-tsushin.jp/)
- 問合先:J-TECH STARTUP 2016運営事務局: j-tech@tepweb.jp
■「J-TECH STARTUP」創設の趣旨
インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、人々に多くの利便性や新たな価値を生み出しています。サービス技術は、比較的短期間で製品開発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつあります。一方、それらを支える基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU技術などに代表されるDeep Tech(コア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかります。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えません。しかし、基幹技術であるDeep Techなくしてサービス技術は成り立ちません。シリコンバレーでは近年、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、Deep Techへの投資が積極的に行われるようになってきました。日本の先端技術は海外からの注目が高く、2013年には、外資系グローバル企業によって、日本の大学発ロボティクスベンチャー企業の買収なども行われています。
「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、ハードウェアだけではなく、組み込み型ソフトウェアやクラウド上の処理エンジン、バイオ技術、先端材料、ロボティクスなど、広義のDeep Techに焦点を当て、その重要性に注目し、Deep Techベンチャー企業のサポート体制を確立するために必要なことを議論していきます。第2回目となる今年は、「J-TECH STARTUP」銘柄として10社を選出し発表することで、日本のDeep Techへの注目度を上げることを目指します。